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4月のトーク2 松崎太亮さん神戸市教育委員会職員
震災時の職場は、神戸市広報課。自分のできることは、その現状を記録することだった。
時間の流れの中で、震災の記憶が風化している。しかしこの経験やそこから生まれた知恵は、次世代に伝えるべきと考え、当時の震災映像や写真資料を活用した防災教育教材づくり(防災教育DVDや教員研修資料CD−ROMを作成)を行った。…映像のもつ力は大きい。
その製作過程の中で、単に作品を作るということではなく、実際に地域の人々と共にさまざまなプロジェクトを実施。その一つが、中学生と共に学ぶ地域防災学習防災福祉ジュニアチーム。
共に地域防災学習のカリキュラムをコンテンツ化しWEBにアップ。これをEラーニング講座「神戸と学ぶ防災市民塾」という富山インターネット市民塾のコンテンツとして掲載し、08.1神戸でスクーリングを開催した。
現在神戸で行われ、そして他地域にもそれを伝承した「学校と地域が連携する防災教育プログラム」を海外にも普及することも実施。
神戸で行われている学校・園での防災教育や、地域防災訓練を、海外の被災地に伝えに行っている。(アルメニア共和国、アルジェリア共和国等)それぞれの国・地域の独自の文化に合わせた、現地の人々 が主導となった防災教育カリキュラムづくりのお手伝いを行っている。これが被災地神戸の行える海外支援であると強く感じている。