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5月のトーク2 石倉悦子さん くららべ〜かり〜オーナー
もとのパン屋のあった山吉市場は、半分は全壊!後の半分は半壊!
JR新長田周辺の都市計画のため現在、山吉市場はなくなってしまった。自分達の商店再建のため、地域の人々の中から生まれた言葉「寅さんを長田に呼ぼう」突拍子のないアイディアに思えたが、なぜか心が動いて山田洋二監督にお手紙を書いた。その内容は、「震災で全壊したまち、そして自分達のお店、でも以前からお付き合いのあった障害者ネットワークから届くさまざまな連絡や支援の物資で、笑い声が上がることもある。そんなパン屋のあることを知っていてください」
まさかと思った山田洋二監督からのお葉書「覚えておきます」
そして寅さん最後の映画に「パン屋のくららべ〜かり〜」が登場。
撮影風景を見ていた自分達もエキストラとして映画出演も果たした。
その後も山田洋二監督とのつながりは途切れず、次々と制作される映画にもスタッフ一同御招待いただいているばかりか、感想をきかれることもしばしば。
著名な方だけでなく、震災以後の人と人とのつながりは益々、濃く、太く、強くなっている。
誰でも、そんな人でも、力を出せる場面、状況、その時があるということを実感している。