2008年06月29日

6月の放送パート2 女性という目線、アジアの目線。

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6月のトーク2 もりきかずみさん アジア女性自立プロジェクト代表
20年に渡る外国での生活を踏まえ、日本の生活の改善に取り組むべく震災前から女性、外国人という目線での活動を始める。
震災時様々な外国人女性からのSOSが入った。「物資が届かない」「家に取り残されている」などなど、、中山手教会を中心に始まった「外国人救援ネット」での活動を開始。その後「カトリックたかとり教会」の中にアジア女性自立プロジェクトの事務所=拠点ができ、アジアの女性たちの立ち寄り場所、相談場所、交流する場所ができたことが新たな展開となった。国と国の文化の違い、法律的な違い、言葉の違いなど様々なことが、災害時一気に噴出す。
新たな法律の改正など人々を守る制度の改革はあるものの、それが中々情報として人々の手に渡らない。
人々が情報を手に入れ、自分達が活用されて始めて、法律の不備が明らかになる。いずれの場合も弱者が犠牲になる。そうならないために常日頃からの人々のネットワークの強化と連携が必要である。
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2008年06月09日

6月の放送パート1 災害時の法律家の役割

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6月のトーク1 森川憲二さん 大倉山法律事務所所長
関東大震災の教訓からできた罹災法はあった。。。しかし全く改正もなく残っていた法律。時間の流れの中で、社会的状況に完全に合致せず、現状に対応できない法律であった。実は法律の守るべき、市民一般、一番弱いもの、弱者の側にたったものという観点からの立法が必要ということを、神戸の震災以後市民の声をあげるという運動の中から、それぞれの専門家が連携して始まり、新たな法律、規制などが13年の年月をかけて設立された。
これからは、様々な専門家達が複合的にネットワークをはかり、「減災」をキーワードに神戸にその拠点ができている。
posted by FMYY at 10:48| Comment(0) | TrackBack(0) | ポッドキャスティング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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